未来予測のヒントは素粒子の世界にあり?
日本国内での新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)の感染報告が
2日連続で百人を超えたとニュースになりまして、不安を覚えている方も多いのではないでしょうか。
そんな状況下でよく眠れなくなったりして苦しい思いもしているのでは?
こういう状況だと
「未来がどうなるかわからない!!」
「いったいどうすれば良いんだ!!」
といった将来への不安が増幅してしまいます。
筆者の場合うつの治療中で睡眠薬がないとうまく眠れない状態になっているので
寝付けない苦しさは身をもって経験しております。(現在減薬中)
でこの状態になると
「第二波が来たのか?」
「土砂災害や熱中症と重なるとどう対処すればいい?」
と、また未来予測をしようとする心理が出てくるのも当然と言えます。
不意確定性原理の説明
量子力学の基本原理で、素粒子の位置と運動状態を同時に観測することは不可能である。
というもの
「目に見えないほど小さなものなんだから当たり前ではないか」
と思われる方もいらっしゃるでしょうが、この理論は人間の測定能力の限度を表すものではなく、絶対的な自然原理となっております。
つまり、「どんなに超高性能な測定技術ができようが無理」
ということなんですよね。
これ以上深入りするとメンタルの話からそれすぎてしまうので量子の話はここまでにしておきます。
不確定性原理から私たちの身の回りの出来事をたらえるヒントが得られえるのではないか?と考えてみました。
そこでたどり着いたのは「世の中のあらゆる出来事は予測不可能なのではないか」
ということです。
考えてもみてくださいウイルスよりさらに1万分の1ほどの大きさの素粒子の状態を確定させることさえできないのが不確定性原理です。だったら粒子よりも複雑な構造をしているであろう人間や社会の行く末を予測するというのは夢のそのまた夢なのではないでしょうか。
そんなように思えてきます。
「天才科学者はこう考える」という本を読んでみたところこの考えは自分のあて水量というわけでもないようですね。
「世の中は予測不能」という考え方は科学の世界では常識として定着しているようです。
では、この理論は何に役立つのでしょうか?
A
世の中のカオスを受け入れることに役立つ
・原因や正解は一つではない
・無駄に未来予測をしようとするのをあきらめていく(ミーバーの祈り)
まとめると
「この世界ははなっから予測不可能だよ!」
「だから未来予測できなくても当然なので不安になる必要なし」
といった感じでございます。
そういったことを意識にとどめておくだけでもちょっと気が楽になった気がするのではないでしょうか。
まぁ素粒子の観測ができないんだから
未来予測とか無理だよね.